カテゴリ: センパト名古屋(思い出編)
演芸場でアイリッシュ(第6回センパト名古屋)
暇を見つけては、写真とともに、今までのパレードの思い出を振り返りたいと思います。今回は、大須演芸場で開催したイベント。大須アイルランド祭コンサート。私は企画、実行委員長として参加。
和服姿の女性に「庭の千草」を歌ってもらうところから、このイベントは始まります。「庭の千草」は明治時代に日本に伝わったアイルランド民謡のひとつ。私はアイルランド音楽を聴くときにいつもどこか懐かしい雰囲気を感じていて、日本の文化である演芸場でアイルランド音楽の演奏会を開催したら、その雰囲気を一般のお客さんにも分かりやすく味わってもらえるのではないかと思い企画しました。
チケット代1500円で、150人を超えないと赤字になるイベント。我ながら、よく企画から実行に踏み切ったなあと思いますが、当日はスタッフ含めて180人がこの大須演芸場に集まりました。チケットぴあでも売りました。お客さんのなかには、たまたま通りかかった地元の方もいらっしゃったようで、アンケートでは多くの方々にありがたいお言葉を頂きました。
丁度、私の友人がトンボ玉作りにはまっていて、イベントのためにアイルランド国旗のトンボ玉を作ってもらいました。(限定30個配りましたが、中には今でも着けて頂いている演奏家の方もいらっしゃるようです。うれしい)
チラシのイラストはフィドル弾きの井上君に。アイルランドへフィドル修行に行ってしまう前に、さらさらと作ってもらいました。
出演アーティストは、毎年パレードで活躍しているバグパイパーの浅井くんから始まり、現在は、京都発で全国で活動中の、パイレーツカヌー。わざわざ東京から彼の演奏のためにやってきた、というほどのアニメファンに人気のスクリームの人。そしてトリは日本を代表するアイリッシュフルート奏者の一人hataoさん。彼はギネスのグラスで、音楽を演奏するという曲芸を披露して、まさに演芸場らしい締めくくりとなりました。司会進行はいのうえまい。大人の文化祭のような雰囲気がありました。
自分が観たいものを、お客さんに見せたい、そう思って企画したイベント。
また開催したいです。